フランスパンにハムやチーズをはじめとする具をいろいろはさんだサンドイッチ、カスクート。
おいしくて手軽、なのにちょっとおしゃれな感じなので、家でもよく作ります。
カスクートはおいしけど、具がこぼれちゃう
カスクートというのはフランス語で「軽食」という意味です。
そんな軽食にぴったりのサンドイッチが日本ではカスクートと呼ばれているのですね。
お店で売ってるカスクートは、具がちょっと少なめなんですよね……。
家で作れば好きな具をたっぷりサンドできます。
ところが、カスクートを家で作るとちょっと食べにくいんですよね。
食べているうちに反対側から具が押し出されてしまうんです。
じつはこれ、フランスパンの切り方をちょっと工夫するだけで防げるんです。
具のこぼれないフランスパンの切り方
では、具がこぼれないカスクートにするための切り方をご紹介しましょう。
パンを、上から見た時の1/3ぐらいの位置から反対側の底へ向けて、斜めに切ります。
横から見た時に対角線に切れ目が入るようなイメージです。
こんな感じです。
具をはさむと、こんな感じ。
サンドにしようと思うと、ついサンドイッチのパンをイメージして真横から切ってしまいます。
これが、食べる時に具がこぼれてしまう原因だったんです。
こうやって切ると下半分のパンのボリュームが上と同じぐらいになります。
お皿に置いたらサンドがぱかっと開いてしまったり、ひっくりかえってしまうことも防げます。
この切り方、ロールパンにも応用できますので、ロールパンサンドにもぜひ活用してください。
おいしいカスクートレシピ
おいしいカスクートのレシピも、いくつかご紹介しましょう。
ハムと野菜・カマンベールチーズのカスクート
- フランスパンに切れ目を入れて、マヨネーズをうすく塗る
- レタス、パストラミビーフ・ロースハムなどのハム類、トマトなどをはさむ
- カマンベールチーズを一番上に乗せる
ツナのカスクート
- フランスパンに切れ目を入れる
- ツナ缶の油を切り、みじん切りの玉ねぎ・マスタード・マヨネーズで味をととのえる
- きゅうりのスライスとツナサラダをはさむ
エビとアボカドのカスクート
- フランスパンに切れ目を入れ、レタスを敷いてマヨネーズを細くかける
- 焼いたベーコンをはさみ、その上にアボカドのスライス、ボイルしたエビをはさむ
- 粒マスタードとマヨネーズをかける
ちょっと切り方を変えるだけでおしゃれなカスクートがいっそうおしゃれに。
おいしくて食べやすい、楽しいランチを楽しんでくださいね。
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